2016年12月24日土曜日

ダメージ変換の話

ダメージ計算の話
PoEにはpassiveやらgemやら装備やらでダメージ変換することがあるけど変換する利点とかダメージはどうなるのとかややこしいからなるべく簡単に説明できたらなって記事
ただしちょっと複雑な仕様なので難しいかも

参考ページ
http://pathofexile.gamepedia.com/Damage_conversion


ダメージ変換

まずは変換のルール
ダージタイプとしてPhys, Lightning, Cold, Fire, Chaosの4種類が存在する
変換のルールとして
Physical → Lightning → Cold → Fire → Chaos
の一方通行でダメージタイプの変換が可能

簡単に言うと物理ダメージはどのダメージにも変換することができるけどChaosダメージはどのダメージタイプにも変換できないよってこと
逆の変換を許すと変換がループしちゃって大変なことになるからね

Physical → Cold
みたいに間を抜かした変換もある



変換量のルール
skill gemの変換は最優先される
変換量が100%を超える場合はまずskill gemの変換量は確定で確保されて残りを割合で分け合う


例1
Lightning Arrow(50% Physical to Lightning)
Physical to Lightning Support(50% Physical to Lightning)
Blackgleam(50% Physical to Fire)
の組み合わせの場合
Physical Damageは
50%P2L + (50%P2L + 50%P2F) * (100% - 50%) / (50% + 50%)
= 75%P2L + 25%P2F
の割合で変換されます

例2
Lightning Arrow(50% Physical to Lightning)
Blackgleam(50% Physical to Fire)
Hrimsorrow(25% Physical to Cold)
の組み合わせの場合
Physical Damageは
50%P2L + (50%P2F + 25%P2C) * (100% - 50%) / (50% + 25%)
= 50%P2L + 33.33%P2F + 16.67%P2C
の割合で変換されます

例3
Lightning Arrow(50% Physical to Lightning)
Hrimsorrow(25% Physical to Cold)
の組み合わせの場合
Physical Damageは
50%P2L + 25%P2C + 25%P
の割合で変換されます


P2L=Physical to Lightning
P2C=Physical to Cold
P2F=Physical to Fire


ダメージ計算のルール

上記の変換量のルールはベースダメージに対して行われると考えてください。
例えばベースダメージが50-100 Physcal DamageのBowで例1の組み合わせの場合
37.5 - 75 Lightning Damage
12.5 - 25 Fire Damage
となります

また変換後のダメージに有効なStat(passiveやアイテムのmod等に付いているincreased damage等のこと)は中間も含め変換されたすべての属性のStatが適用されます
例えば
Physical → Lightning → Cold → Fire
の変換が行われた場合、このダメージに有効なStatは
increased Physical Damage等のPhysical系
increased Lightning Damage等のLightning系
increased Cold Damage等のCold系
increased Fire Damage等のFire系
increased Elemental Damage等のElemental系
等のすべてのStatが有効になり、最終的に変換されたFire Damageが増加します。
ただしincreased Elemental Damageは変換の度に適応される訳ではなく1度だけの適応です。
(ここで複数回適応されるといわゆるダブルディップになる)

イメージとしてはgemに付いてるspellやcoldみたいなkeywordがダメージにも付いてて、変換する度にkeywordが追加されていく感じ


基本的にはこんな感じ
基礎的な部分だから補足でもう一本記事書くかもしれないし書かないかもしれない

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